第14回 世界のアニメーション映画祭/シュトゥットガルト、クロク
でっかいスクリーンと言えば、シュトゥットガルトもでっかいよー。
4大映画祭っていわれてるけど、規模と内容からドイツのシュトゥットガルトもいれて5大映画祭っていってもいいんじゃないかな〜。
開催と合わせてヨーロッパ最大のデジタルエンターテイメントのカンファレンスが行われている。
世界のアニメーション学校のプレゼンテーション大会なども開かれて、学生や先生同士の交流も盛んなんだ。また各大学ごとに学生たちがグループを組んで、48時間でアニメーションを作るコンペもある。
アニメーション映画祭は他にも、規模は小さくても素敵な映画祭がた〜くさんあるよ。
私も昨年、船の映画祭、“クロク”にいきました!
船の中で上映したり毎日パーティもあって楽しかったですよ!
大きな客船だからそんなに揺れないよ。
ロシアとウクライナで、学生とプロのコンペが1年ごとに交互に開催される映画祭。大きな川や湖を旅しながら、中で上映と審査も行われる。
ノルシュテインやナザーロフ、ロシアの国営スタジオ、ソユーズムリトフィルムの監督たちがいつも参加している。同窓会みたいだよ。
途中、ボルガ川交易の要所ヤロスラブリに寄港して、アレクサンドル・ペトロフのアトリエに訪問しました!
映画祭は、いろんなレジェンド作家さんに会えたり、いろんな国の同世代の作家さんたちと友達になれるのもいいところだね。
仮装もしたんですよ!
ながーく続いている映画祭もあるけど、近年続々と新しい映画祭も増えている。これだけネット環境が広まって、どこでもなんでも見られる時代でも、実際に人と人が集まって、アニメーションを一緒に鑑賞して、直接情報交換したり、場を共有することで、文化が育まれる。映画祭の醍醐味だね!