鐘声色彩幻想
(しょうせいしきさいげんそう)
2014年、3分38秒 劇場初公開
音楽:モーリス・ ブラックバーン、エルドン・ラスバーン
ペインティング:Sanae、山村浩二
パートナー:Quartier des Spectacles、カナダ国立映画制作庁
Quartier des Spectaclesとカナダ国立映画制作庁のパートナーシップの枠組みで、ノーマン・マクラレンの『色彩幻想』(1949)の抜粋を用い制作した。 『色彩幻想』がイブリン・ランバートとの共同制作であることから、同様に、抽象画家Sanaeとのコラボレーションで再現を試みる。 35mmフィルムに直接描かれた『色彩幻想』にならい、券売機用の長いロール紙にドローイングを描き、視覚的音楽を構築する。
音楽は、「クリスマスクラッカー」と「クリスマス郵便はお早めに」と題されたマクラレンの初期作品から2曲を使用。鐘の音とオルガンの賛美歌によって、2014年のマクラレンの生誕100年を祝った。
教会にプロジェクションする計画で制作した映像のため、縦に長い画面になっている。