山村浩二 右目と左目でみる夢 facebook twitter instagram



マネージャー

監督・アニメーション
山村浩二
1964年生まれ。東京造形大学卒業。90年代『カロとピヨブプト』『パクシ』『バベルの本』など子どものためのアニメーションを多彩な技法で制作。2002年『頭山』がアヌシー、ザグレブをはじめ世界の主要なアニメーション映画祭で6つのグランプリを受賞、第75回アカデミー賞®短編アニメーション部門にノミネートされる。また『カフカ 田舎医者』がオタワ、シュトゥットガルトなど7つのグランプリを受賞。2011年『マイブリッジの糸』をカナダ国立映画制作庁とアジア初の共同制作。大藤信郎賞、広島での2度のグランプリ、文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞5回受賞など、アニメーション作品は国内外95の賞に輝く。DVD作品集は日本、フランス、アメリカ、カナダ、韓国で発売されている。
『おやおや、おやさい』(福音館書店)、『ぱれーど』(講談社)、『ちいさな おおきな き』(小学館、第65回小学館児童出版文化賞受賞作)、『くじらさんのーたーめならえんやこーら』(鈴木出版、第22回日本絵本賞)など絵本作家、イラストレーターとしても活躍。今年の4月から放送しているNHKおかあさんといっしょのエンディング曲『べるがなる』の作詞も手がける。
第30回川喜多賞受賞、ヴィースバーデン市文化局賞受賞(ドイツ)、アニマニマ国際アニメーション映画祭(セルビア)、プルシネラ特別賞 第21回カートゥーン・オン・ザ・ベイ・フェスティバル(イタリア)
映画芸術科学アカデミー会員、東京藝術大学教授。
ヤマムラアニメーション

編曲、演奏(サティの「パラード」)
ウィレム・ブロイカー(オランダ、1944-2010)
ウィレム・ブロイカーは、45年以上にわたり、オランダや国際音楽界で独特の役割を果たしてきた。
ジャズや即興音楽の革新者として、そして新しい形のオランダのミュージカル劇場の創設者として、新しい形や新しい可能性を生み出すために、確立された伝統を打ち破った。作曲家やアレンジャーとして、これまで実現できなかったユニークなミュージカルイベントを制作し、プロミュージシャンと若手ミュージシャンの両方に参加する機会を与えた。革新的本能と、独特で予測不可能が、彼の作品の特徴。クルト・ヴァイルの権威としてもしられる。
1974年に結成した彼の10人編成のオーケストラ、ウィレム・ブロイカー楽団は、36年間、西ヨーロッパ全域、ロシア、オーストラリア、インド、中国、日本などに渡った彼のコンサートツアーに加えて、アメリカとカナダを約20回もツアーした。ブロイカーはまた、音楽教育分野のイノベーターとしても知られている。彼は1960年代から関わってきた即興音楽ワークショップの創始者であり、プロとアマチュアミュージシャンの両方に指導している。自主レーベルBVHAASTでから多数のレコード、CDをリリース、オランダ王国獅子勲章濁のほか多くの音楽賞を受賞している。
ディスコグラフィー:“Valkenberg Plaatje”(1959)、“WILLEM BREUKER: Lunchconcert for three barrel organs”(1969)、“INSTANT COMPOSERS POOL”(1970)、"WILLEM BREUKER De Knop*” (1978)、“Willem Breuker Collective” (1983)、“To Remain” (1989) 、“WILLEM BREUKER KOLLEKTIEF Heibel” (1991)ほか
>BVHAAST

オリジナルサウンドトラック収録CD
"With Strings Attached" 
"With Strings Attached
 Willem Breuker Kollektief (1991/2003 BVHAAST)
 >amazon.co.jp

R&L
作曲・文章(サティの「パラード」)
エリック・サティ(フランス、1866-1925)
サティは「音楽界の異端児」「音楽界の変わり者」と称され、西洋音楽に大きな影響を与えたと見なされており、ドビュッシー、ラヴェルも「その多くの作曲技法はサティによって決定づけられたものだ」と公言している。そして、印象主義の作曲家たちにも影響を与えたとされる。
パリ音楽院在学中にピアノ小品『オジーヴ』『ジムノペディ』『グノシエンヌ』などを発表。
カフェ・コンセール『黒猫』に集う芸術家の1人となり、コクトーやピカソと交流。バレエ・リュスのために『パラード』を作曲。
またカフェ・コンセールのためのいくつかの声楽曲を書く。今日よく知られている『ジュ・トゥ・ヴー』はこの時の曲。
薔薇十字教団と関係し、いくつかの小品を書く。同一音形を繰り返す手法を用いた『ヴェクサシオン』『家具の音楽』なども書いた。
なお『家具の音楽』というのは彼が自分の作品全体の傾向を称してもそう呼んだとされ、主として酒場で演奏活動をしていた彼にとって客の邪魔にならない演奏、家具のように存在している音楽というのは重要な要素であった。そのことから彼は現在のイージーリスニングのルーツのような存在であるともいえる。
また『官僚的なソナチネ』『犬のためのぶよぶよとした前奏曲』『冷たい小品』『梨の形をした3つの小品』『胎児の干物』『裸の子供たち』のように、作品に奇妙な題名をつけたことでも知られている。

編曲、演奏(怪物学抄)/ 作曲、演奏(干支1/3)
冷水ひとみ
14才より作曲家を志す。石桁真礼生、八村義夫等に師事。桐朋学園大作曲科卒業。研究科修了。映画やアニメーション、ゲーム等の劇伴を多数手がける。なかでも「カロとピヨブプト」「パクシ」「頭山」(仏クレモンフェラン ベストサウンドトラック賞受賞)「カフカ 田舎医者」など、90年代初期より多くの山村浩二監督作品の音楽を担当している。映画「 ウォーターボーイズ」で日本アカデミー賞最優秀音楽賞受賞。
微分音オルガンとバイオリン西田ひろみとのユニット『SYZYGYS』(シジジーズ)としてJohn ZornのTzadikレーベル他よりアルバムをリリース。伊アンジェリカ・フェスティバルに出演し、クリス・カトラー等と共演。
>SYZYGYS official web site

編曲、演奏(怪物学抄)
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(ドイツ、イギリス、1685ー1759)
ドイツの作曲家である。J.S.バッハが「音楽の父」と呼ばれるのに対し、ヘンデルは「音楽の母」と呼ばれる。英語読みのジョージ・フリデリック・ハンデルと呼ばれることもある。
バロック音楽の大家で器楽音楽、声楽、オラトリオ、オペラなどほとんどのジャンルに曲を残している。
1685年にドイツ・ハレに生まれる。1703年にハンブルクでヴァイオリニストになり、当地でオペラを学ぶ。イタリアに渡りさらにオペラを学び、オペラ作曲家として成功を収める。1710年にハノーファーの宮廷楽長になるが、イギリスで過ごすことが多くなり、1727年にはイギリスに帰化している。ハノーファーを留守にすることが多くなったためハノーファー選帝侯との仲が悪くなるが、ハノーファー選帝侯がジョージ1世としてイギリス王となった後、水上の音楽を献呈することで仲直りした、という逸話がある。1759年ロンドンで死去。

作曲(five fire fish、鐘声色彩幻想)
モーリス・ブラックバーン (カナダ、1914-1988)
1914年、カナダ・ケベック州ケベックシティー生まれの作曲家。ノーマン・マクラレンの『線と色の即興誌』(1955年)、『いたずら椅子』(1952年)、 『パ・ド・ドゥ』(1968年)など、ほかに映画『声なき叫び』(1982年)。

サウンドデザイン(Fig(無花果)、古事記 日向篇、鶴下絵和歌巻)
笠松広司

TV・映画・ラジオ・DVDなどの音響効果会社、デジタルサーカスの代表の笠松広司は、今やスタンダードとなったPC用音楽編集ソフトPro Toolsをかなり早い段階で導入。音効界に同ソフトを広めた一角。また90年代を代表するお笑い番組『めちゃ²イケてるッ!』を手がける一方で、アニメーション・映画の音響効果も担当するという他に例を見ない守備範囲を誇る。笠松は、音響効果だけでなく音楽のプロデュースなども行っている。
山村作品では『頭山』『年をとった鰐』『カフカ 田舎医者』のサウンドデザインを担当している。他の映画作品では『アップルシード』『マインド・ゲーム』『崖の上のポニョ』『借りぐらしのアリエッティ』『コクリコ坂から』『SHORT PEACE』『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』『ジョバンニの島』など。

作曲、演奏(Fig(無花果))
山本精一
1986年から2001年まで「BOREDOMS」に参加。以後、「ROVO」「羅針盤」「想い出波止場」「PARA」「MOST」「TEEM」「ya-to-i」「NOVO-TONO」「CHAOS JOCKEY」他、多数のバンド/ユニットやソロワーク、内外の音楽家とのセッション等で、プレイヤー/ソングライター/コンポーザー/プロデューサーとして、ワールドワイドに活動を展開。
代表作に「Crown Of Fuzzy Groove」(ソロ作)、「SOUL DISCHARGE 99」(BOREDOMS)、「ソングライン」(羅針盤)、「水中JOE」(想い出波止場)、「FLAGE」(ROVO)、「幸福のすみか」(山本精一&PHEW)、「X-GAME」(PARA)、「MOST」(MOST)、「ラプソディア」(歌物ソロ)等がある。
また、映画音楽では、湯浅政明監督のアニメーション「マインド・ゲーム」(2004年)、三池崇史監督の「殺し屋1」(2001年)、矢口史靖監督の「アドレナリンドライブ」(1999年)等を手がけている。
エッセイストとしても様々な媒体に寄稿し、1999年には随想妄想小説シリーズ「ギンガ」、2009年に「ゆん」、2014年に「イマユラ」を出版。さらに画家、写真家としての活動も行っており、個展や主に自作のアートワークにおいて定期的に作品を発表している。
>山本精一

作曲、演奏(古事記 日向篇)
上野耕路
1960年生まれ。1970年代後半より「8 1/2」「ゲルニカ」で活動。映画音楽の新録音の企画をきっかけに伊福部昭に記譜法などの指導を受ける。その後坂本龍一の映画音楽への参加、バレエ、映画、CM(「たらこたらこたらこ」など)で活躍。「上野耕路 and His Orchestra」を経て、現在新ユニット「ソシエテ・ノワール(ブラック企業の意味)」で活動中。2000年より日本大学藝術学部で映画音楽の講義を受け持つ。映画『ウンタマギルー』で第44回毎日映画コンクール音楽賞、NHK音楽映像詩幻蒼で第32回プラハ国際テレビ祭チェコ・クリスタル 賞 映画『ゼロの焦点』で第33回日本アカデミー賞優秀音楽賞、映画『のぼうの城』で第36回日本アカデミー賞優秀音楽賞。
>Alchemy Music

作曲、演奏(水の夢)
キャサリン・ヴェルヘイスト (フランス)
フランス人のピアニスト、作曲家。6年間パリ国立音楽学校で学び、演奏した。
1998年に、舞台デザイナーのエルヴェ・トゥゲロンと劇場、声楽、音楽、ビデオ、映画、文学、哲学など、アーティスト同士の想像力のつながりの共演、Skênê Productionsを設立。サウンドと音楽芸術から視覚芸術へ幅広く探求している。
ミュージカル劇場、オペラ、音響設備、ビジュアルインスタレーション、劇場や美術館での演劇を、フランス、パリ、ヨーロッパ、マドリード、ワルシャワ、ブダペスト、イタリア、日本、韓国で、20年間創作。
ヴィデオアーティストとともに、作家ジュール・ヴェルヌの「子供時代の思い出」を元にした楽器、声楽、サウンド・トラック、室内楽のためのオペラ「Jules and the memory of mechanics」を創作。フランス・インスティチュートの支援を得て、東京と新潟、またスンチョンとソウルで公演された。
2014年にポンピドゥーセンター・メッツの依頼で、ソロパフォーマンスのためのピアノ、フルート、声楽のための曲 "La PelliculeEnsorcelée"(アメリカのダダイスト、ハンス・リヒターの回顧のため)を作曲。
またエルヴェ・トゥゲロンともに、2007年、ナント(フランス)のnavale Constructionの古い造船所の記憶のために”La Maison de la Radio”というラジオ作品を制作。
2015年、シレジオンドヌール勲章シュヴァリ受勲。
>SKÊNÊ